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タグ : 鼻呼吸

内呼吸と外呼吸

前回は、多動(ADHD)で落ち着きがないお子さんが鼻呼吸を獲得して、症状が和らいだことを紹介しました。今回は、もう少し、内呼吸について説明します。私たちは、空気中の酸素を体に取り入れています。

酸素は細胞のごはんです。この酸素を運んでくれるのがヘモグロビン。酸素を肺胞でヘモグロビンに渡すまでを外呼吸、ヘモグロビンが渡された酸素を各臓器に運ぶのが内呼吸です。

この内呼吸、酸素を各臓器に渡すときに二酸化炭素濃度が低いと酸素を効率的に渡せません。脳に酸素がきちんと渡らなければ、落ち着きがなくなったり、集中力がなくなったりするかもしれません。

従って、二酸化炭素濃度はとても大事。もし、あなたが口ポカンで口呼吸だとすると、それは、炭酸飲料をふたをしないでいるのと同じ。

気が抜けてしまいますね。ですので、鼻呼吸というのは、集中力を高めたり、体の健康を保つ意味でもとても大切なことが分かって頂けると思います。

前回の記事「口呼吸と鼻呼吸2」はこちら

口呼吸と鼻呼吸(2)

先日参加した勉強会で多動性障害のお子さんが、鼻呼吸を獲得したことで、多動の症状がなくなったというお話しを聞きました。

鼻呼吸が出来るようになると、内呼吸がスムーズに行われるようになるため、脳における酸素と二酸化炭素の交換がスムーズになったのかもしれないとお話しされていました。

人は、3日間食べなくても死なないそうですが、3分呼吸をしないと死んでしまいます。

ですので、呼吸の体に与える影響は、とても大きいことがわかりますね。

さて、今日の本題の鼻呼吸をするために大切なことですが、大切なことは二つだけです。

一つ目は、お口を閉じていること。二つ目は、舌を上顎につけておくことです。

是非、みなさんも日常生活の中で、「お口を閉じて、舌は上」を実践してみてください。

口呼吸,鼻呼吸 舌を上顎につけておく

口呼吸と鼻呼吸(1)

息をするときに口でしていませんか?

また、みなさんのまわりには、お口ポカンの人はいませんか?

お口ポカンの人は、口呼吸をしている人です。

息をするときには、「鼻で吸って鼻ではく」。

これが正しい呼吸法です。

口呼吸と鼻呼吸

口で呼吸をすると、

細菌やウイルスが直接のどに行くため、

冬場かぜをひきやすかったり、インフルエンザになりやすかったりします。

また、花粉やハウスダストなどがのどに行けば、花粉症・アトピー性皮膚炎・喘息などになりやすくなります。

また、口で呼吸する人は、舌が低い位置にあるため、舌根が沈下し、気道が狭くなることで鼻炎になりやすかったり、いびきや睡眠時無呼吸症候群になりやすかったりします。

さらには、のみこみのときに舌が上顎を刺激しないので、上顎が成長しないため、歯並びが悪くなったりします。

発音時に舌がとび出てくれば、発音の不良にもつながります。

つまり、「鼻で吸って鼻ではく。」は、体を健康に保つ上で、とても大切なことだということです。

次回は、そのためには、何に気を付ければいいのかを説明しますね。

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