ステップⅠ
1.診察 問診 レントゲン

  • お口の中のチェックをします。
    歯磨きはできているか?
    虫歯や歯周病はないか?
    知覚過敏はないか?
    根の先の状態はどうか?
  • 病歴、生活習慣、嗜好品についてお聞きします
  • 適応症または禁忌症の判断
    ホワイトニング剤を使用しても良い状態かどうか?
  • 虫歯、歯周病があれば治療を行ってからホワイトニングへ進みます

2.コンサルテーション

  • ホームホワイトニングについて説明します。
    治療内容、治療費用、使用期間、希望の色調、注意点など

※内容を十分に理解し、受診していただいた方は同意書にサインをお願いします。

ステップⅡ
1.ホワイトニング術前の記録、測定

  • 口腔内写真撮影
  • 色調(シェードガイドで歯の色をチェックします)

2.歯面清掃(PMTC)

  • 歯石除去は歯周病治療時に行います

3.ホームホワイトニングの場合、カスタムトレー(専用トレー)を製作するために歯型を採ります
  オフィスホワイトニングの場合、ホワイトニング実行。
おおむね1週間あけて再度行います

ステップⅢ(ホームホワイトニングの場合のみ)

1.できあがったトレーに違和感がないかチェックします
2.ホワイトニング剤の使用法、トレーを装着する練習をします
3.ホワイトニング実行中の注意事項をお話します
4.必要な器材をお渡しします

ホームホワイトニングを実行してください

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  1. まず、ていねいなブラッシングをして歯の表面に付着した汚れを取ります
  2. トレーに薬剤を適量入れ、装着してください。1日1回、2時間以内で使用してください。ご自分のペースで、必ず毎日行ってください。(例外:しみる時。後述)
  3. 終了後はブラシッングして残っている薬剤を落としてください。
  • ホワイトニング治療期間は、最長で2週間までです。
  • 最初の1週間は上顎から開始してください。1週間効果を確認してから上下顎行います
  • トレーから薬剤があふれ出た場合はティッシュペーパーで拭いてください
  • 装着中は飲食、たばこは控えてください
  • 終了後、1時間以内はたばこ、コーヒー、紅茶、ワインなどの着色物は避けてください
  • トレーを使用したら水洗・乾燥させてトレーケースに入れ、清潔に保管するように心がけてください (トレーは長期間使用が可能です)
  • またトレーは熱で変形しますので、熱湯で洗浄しないでください
  • 薬剤は、高温多湿を避け保存してください。

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1週間ごとに診察して経過を診ていきます

ステップⅣ

<1週間程度経過した後>
1.ホワイトニング治療経過、確認

  • どの程度の白さが得られたか確認します(必要の応じて、口腔内写真撮影)
  • 不都合が発生した場合は対策を講じます

2.フッ素塗布します

<2週間目~4週間、1週ずつ来院、その後完了まで>
1.ホワイトニングを上下顎ともに実行してください
2.定期的にホワイトニング剤をお渡しします

期間中に知覚過敏が認められ、しみる場合は1日ごとに行ったり、1日から2日中止し症状の改善後に再開してください。それでも我慢できない時は、知覚過敏抑制剤(ウルトライーズ別途3000円+税)を使用します。

使い方:ホワイトニングを行う前に知覚過敏抑制剤をトレーに入れて1時間ほど装着します。使用後は、ブラシッングして通常通りにホワイトニングを行います。トレーも洗浄してください。

ステップⅤ
1.ホワイトニング術後の評価、口腔内写真撮影

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ホワイトニング完了、メンテナンスへ

ホワイトニングを長持ちさせるポイント

  • ホームケアではていねいなブラシッングを心がけてください
  • たばこ、コーヒー、赤ワインなど着色する物は控えるほうが無難です
  • 定期的に予防メンテナンスでクリーニング(PMTC)を受けることをおすすめします

 

Q&A

Q.副作用はありませんか?

whitening

A.一般的には治療期間中に知覚過敏(歯がしみるような症状)が起こる場合があります。
その場合量を少なくしたり時間を調節することによって解消される場合がほとんどですが、治療を中断する場合もあります。

Q.効果はどのくらい持続しますか?

A.個人差にもよりますが、処置前の状態に戻ることはありません。
しかし、カフェインやタバコなど着色の原因になるものを日常的に摂取している場合は再度ホワイトニングが必要になります。
定期的に歯科医師による診査や診断を受け、歯のクリーニングを行っていってください。


こんな方におすすめ!

■歯を白くしたい
■歯の色を気にせずに、自然な笑顔を見せたい
■白い歯にしたいけれど、歯を削るのはいやだ
■仕事上、白い歯が必要だ
■年齢で、歯が変色してきた

こんな方はご注意を!

■冷たいものがしみる
■むし歯がある
■すでに詰め物やかぶせ物をしてある
■18才以下である
■妊婦または、授乳期の女性

費用はそれぞれの方法で異なります。
また、漂白処置を繰り返しても、思い通りの歯の白さを得られない場合があります。そのような場合では、セラミックを利用した修復処置などで、歯を白くすることが可能です。
まずは、お気軽に、当院スタッフへご相談ください。