―派遣切り・リストラの世の中だからこそ、
自院のスタッフを信頼して地域1番を―

サブプライムローンに始まった世界的な金融不安によって、輸出に頼る日本の産業は大打撃を受け、派遣切りや、正社員のリストラなどが連日、ニュースを賑わしています。
受注が減り、円高が進むことによって、利益が大幅に減少したことや、終身雇用制が日本において崩れかかっていることもあり、労働者のクビが切られています。
私は、昨年2008年7月に義父より開設者を継承すると同時に、医院を新築いたしました。
そこで、当院の社是ともいうべき、カンパニースピリッツを以下のように決めました。

当院のカンパニースピリッツ

「質の高い医療と心に響くコミュニケーションを通して、
トライアングルサティスファクションを実現し続ける」

★ トライアングルサティスファクション;患者・医療者(歯科医院)・院外関係者の3者が満足すること

すべての会社は、自分だけが儲かればいい訳ではありません。それを取り巻く全ての会社がみんな満足する、そうした関係でありたいものです。

当院は、医療機関であり、まず、第一に患者利益を考えてきました。
平成10年にこちらで義父ととともに診療を開始し、予防や、歯周病治療、補綴・咬合(かみあわせ)治療の面で大きく、知識や技術を磨いてきましたし、歯科衛生士を養成し、彼女たちをビジネスパートナーとすることで、現在では、メンテナンス患者さんは、1500人を超えるようになっています。

うれしいことに、この4月3人目の歯科医衛生士を迎えることが出来ます。大変、気持ちのきれいな素晴らしい女性です。

ここ5年ほどは、毎年、茨城県歯科医学会で発表することを自分のノルマとし、また、各学会の認定医・専門医を取得するため研鑽を積んでいます。

昨年7月に院長となってから特に強く感じていることは、スタッフの大切さです。
わたしのもつ全エネルギーをかけ、より多くの患者さんに利益をもたらすためには、歯科医院の全スタッフ、受付・歯科助手・歯科衛生士・私以外の歯科医師がそれぞれの役割を果たし続けなければなりません。
提供する医療の質を落とさず、より多くの患者さんを拝見できるように常に努力している当院では、細部にこだわり、必然、スタッフにもレベルの高いことを求めてきました。

しかし、福利厚生や給与の面で他院と比べて大きく差があるかといわれれば、前院長の時代は胸を張れる状態ではありませんでした。
そこで、私が院長になって医院を経営していく目的として、社是として、先ほどのカンパニースピリッツを定めたわけです。

すなわち、患者利益を第一に考え、医療の質を落とすことなく、私を含めた全従業員の物心両面の幸福を追求するというものです。
そうしたことを推し進めていくために、私自身を週休二日から週休一日とし、まず、院長が一番働き、率先垂範することとしました。

そして、備品を大切にする・電気をまめに消すなど経費を最小に抑えながら、なるべくキャンセルを減らし、患者さんをきちんと治療していくことで、適正な利益を得、スタッフだけでなく、地域や国のためにも微力ながら貢献したいと思っています。

ボーナスの時期には、スタッフ全員に募金を募り、その額と同じ額を歯科医院としてのせたものを寄付できればと考えています。
医師・歯科医師というと儲かる仕事と思うかもしれません。しかし、どのように医療が発達しようとも、それを提供するのは、医療スタッフであり、その育成と待遇の改善なしに地域に貢献し続ける医院作りは出来ないと考えています。

私は、労働力をモノとし、給与の分だけ働く現在の風潮を危惧しています。
派遣切り、リストラなど非常に冷たい響きがする言葉ですよね。
医療においては、特に、スタッフは宝だと思っています。そうした観点から、私は、自分のスタッフと家族のような関係が築ければいいなと思っています。多少の意見の相違はあっても、協力しあえる、そうした関係でありたいと思いスタッフの誕生日には、昼休みにささやかなケーキを囲んでHAPPY BIRTHDAYを歌っています。また、この4月には、歓送迎会を兼ねて運動会(バトミントン大会)を行います。

こういうご時勢だからこそ、患者さんによい医療を提供するという目的のもとにスタッフとともに努力し、助け合い、成果を分かち合う歯科医院を作っていきたいと思っています。

そして、提供する医療の面でも、中にいるスタッフの働き甲斐や、給与福利厚生などの面でも、行方市1位を目指し、そしてその先には、鹿嶋・神栖・潮来といった鹿行地区1位、そしてそして、茨城1位、日本1位と夢は大きく頑張っていきます。