歯科衛生士の成長が頼もしく

半日×3回でシャープニングの実技講習を当院の歯科衛生士4人が受け始めました。
先日の9/15に一回目がありました。

シャープニングとは、日本語で「研ぐ」という意味です。
何を研ぐかというと、キュレットという歯石を取る道具です。
キュレットは、刃物なので研げていない状態で使うとかえって歯や歯肉を傷つけたりしてしまいます。

一流料理人の包丁が研げていないことはあり得ないように、キュレットが研げていないことは問題です。
講師の風見健一さんは、世界一のキュレットメーカー ヒューフレディー社に勤務の後、独立された方です。
http://www.sharpening.jp/

現在、大学の歯周病科を始め、歯科衛生士学校や、ステディグループなどに多数講師として招かれている日本におけるシャープニングの第一人者の方です。

さて、ここからが本題です。
実技講習が始まりましたが、講演もわからないことが多いし、実技にいたっては全く出来ないし、わからないし正直ちんぷんかんぷんでした。

衛生士さんに「わかってるの?」と聞くと、みんな大きくうなずいてわかっている様子。
風見さんにも、当院の衛生士は、かなりレベルが高いですよとお褒めの言葉を頂きました。

いままで、数多くの研修会に送り出してきましたが、信頼のおける方から客観的な評価として、当院衛生士のレベルを高く評価していただいたことはうれしい限りでした。

加えて、どの道もそうですが、その道を深く突き詰めていき、院長の僕も理解できないレベルまで彼女たちが到達してくれていたことが頼もしく、よく成長したなあと感じました。

日本においては、ともすると歯科医師の補助的な仕事の多い歯科衛生士ですが、お互いに専門をもつプロとして、患者さんの健康のために協力していける歯科衛生士が当院から育っていることに誇りを感じています。

どうか、これからもそれぞれが専門家、プロとして、患者さんのために向上していきますように。

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