骨が少ないと言われましたが、インプラントは無理でしょうか?

骨が少ないと言われてもインプラント治療の可能性があります

こんにちは。日本口腔インプラント学会認定口腔インプラント専門医の山口將日です。

「骨が少ないからインプラントは無理」と他の歯科医院で言われた患者さんは少なくありません。しかし、それは必ずしも絶対的な判断ではないことをご存知でしょうか?

骨が少なくても諦めない理由

骨が少ないとインプラント治療ができないと言われた場合でも、それは担当医の知識や技術の範囲で無理という場合があります。現代の歯科医療では、さまざまな骨造成法や特殊なインプラント埋入法により、以前は治療が難しかったケースでも対応できるようになっています

当院では、自身の技術では対応が難しい場合、例えば全身麻酔下で腰骨から骨を採取し移植するような高度な手術が必要な場合でも、大学病院やより専門性の高い診療所と連携して治療を行う体制を整えています。

インプラント治療が不可能な場合

ただし、以下のような場合はインプラント治療が難しい、あるいは控えるべき場合があります:

  • 重度の糖尿病
  • 癌による放射線治療後の顎骨
  • その他の全身疾患による禁忌症

このような場合を除けば、大抵のケースでインプラント治療は可能です。

当院で使用しているインプラントの信頼性

当院では、スイスのストローマン社製インプラントを使用しています。このインプラントは以下の特徴があります:

  • チタン製インプラントの会社としては世界で2番目に古いメーカー
  • 常に世界シェアのトップ3に入る信頼性
  • 特殊なインプラント表面処理により6~12週で骨と結合
  • 12年後の生存率94.8%、成功率90.8%という高い信頼性

手術時の不安を軽減する取り組み

「インプラントは良いけど手術が怖い」という声をよく聞きます。当院では患者さんの不安や痛みを軽減するために以下の対策を行っています:

  • 笑気ガスによる鎮静法
  • 薬剤による鎮静法
  • 必要に応じた静脈内鎮静法
  • 全身モニタリング

特に薬剤による鎮静法を用いると、手術中はうとうとした状態で、手術の記憶もほとんど残りません。手術の不安が少なく、安心して治療を受けていただけます。

より低侵襲な手術:フラップレス手術

条件が整った場合、歯肉を切開せずにインプラントを埋入する「フラップレス手術」も可能です。この方法には以下のメリットがあります:

  • 手術時間が短い
  • 術後の腫れや痛みが少ない
  • 回復が早い

当院では、CT撮影データを基に作成した精密な手術ガイドを用いて、安全かつ正確な手術を行っています。2021年12月からは院内でこのガイドを製作できるようになり、より安価で精密な治療が可能になりました。

一度ご相談ください

骨が少ないからといって、すぐに諦めないでください。現代の歯科医療では様々な対応策があります。まずはご相談いただければ、あなたに合った治療法をご提案いたします。

インプラント治療は高額な自費治療となりますが、当院では保証制度も設けております。また、治療後の定期的なメンテナンスにより、長期間安定して使用することができます。

あなたのお口の悩み、ぜひ一度ご相談ください。

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