喫煙者でもインプラント治療は受けられますか?
喫煙者でもインプラント治療は可能です。ただし、以下の重要な注意点があります。
術前2週間、術後8週間は禁煙が必要です。これは手術の成功率に大きく関わります。
なぜ禁煙が必要なのでしょうか?
タバコの煙には、血管を収縮させる物質が含まれています。血流が悪くなると、インプラントと骨の結合が遅れる可能性があります。また、傷口の治りも遅くなります。
さらに、喫煙者は非喫煙者と比べて、以下のリスクが高くなります:
– インプラント周囲炎(インプラント周りの感染症)の発症率が上昇
– インプラントの長期的な生存率が低下
– 治療費用の保証期間が短縮(非喫煙者の10年に対し、喫煙者は8年で保証終了)
禁煙に不安のある方は、当院は茨城県医師会認定禁煙指導者の資格を持つ医師が在籍しています。禁煙のサポートもさせていただきます。