お口を生涯、健康に保ち、よく食べ、よく話し、よく笑う生活をしたいと願う人々を専門的立場からサポートする山口歯科医院 予防・インプラントセンター
ブログ
  • HOME »
  • 教えて院長

教えて院長

Q.直らない歯の痛みについておしえて下さい

2年程前に奥歯の神経を抜きました。

抜いて1ヶ月ほどで神経を抜いたはずの歯がまた痛み出し、再度通院することになりました。

レントゲンで炎症は見られなかったのですが、ずっと根の治療を続け1年通いましたが一向に直る兆しは見えず、大きい病院の口腔外科へ紹介状をもらい通院し始めました。

そこでもレントゲンをとりましたが炎症はみられず、根の部分に薬を入れる治療を続けています。でもまだ痛みは続いています。

日によって痛みの大きさは違いますが原因もわからず2年以上も通院するのは精神的にもやはりつらいです。
一度先生に相談したら「ホントはもう痛いはずないんだから他の病院に行きたければ行っていい!!」と逆ギレされてしまい、それからは先生の治療に従うしかない感じです。

歯科でなければ何科にいけばいいのか、又、どんな原因が考えられるのか、アドバイスいただければ幸いです。


回答

痛みには必ず原因があります。ただ、その痛みも歯科で解決できる痛みとそうでない痛みがあるのも事実です。また、歯科で解決できるものの中でも、歯を抜いたり、神経を抜かないといけないものもあります。抜歯はもちろん避けたいですし、神経を抜くのも歯をもろくするのでなるべく避けたいです。

そうすると、生活に極度の支障がない痛みであれば、仲良く付き合うというスタンスもあっていいのではと思います。

ちょうど、おじいちゃま、おばあちゃまがひざや腰が痛くて、整形外科にいき電気をかけながら、その痛みとうまくつきあっていくように。もし、原因が、歯科以外にあれば、どこにいくのかということですが、歯科大学の大学病院へ行くことをお薦めします。そうすれば、歯科で解決できない場合もスムーズに紹介してくれると思います。

60歳台、女性です

60歳台、女性です。歯周病で歯茎がだめになったのでブリッジにしましたが、いよいよそれももたなくなってインプラントを薦められました。結構大掛かりは手術で抜歯、歯茎に骨を移植、インプラント施工と左上下奥歯で2年くらいかかるといわれました。義歯とインプラントと比べると快適さとかその後のメンテナンスとかはどうなんでしょうか?経験者のアドバイスをお待ちしております。

快適さとメンテナンスの違いをお答えする前に、一般的な利点・欠点をお答えします。

【欠損補綴の選択肢とその典型的利点・欠点】

1、 インプラント
(利点)

  • とりはずさない(ネジ止めなら、歯科医師はとり外せる⇒修理しやすく、トラブルに対応)
  • 残存歯を削らない・負担をかけない
  • 残存骨の保護
  • かみきりがよい
  • 動かない
  • かみあわせが長く保たれ(=無理な力による破壊が起きにくい)、メンテナンスしやすい。
  • 自然感
  • 顔の変形を防ぐ

(欠点)

  • 外科処置が必要
  • ○費用

2、 とりはずしの義歯

(利点)

  • 外科処置なし
  • 安い
  • 取り外せば清掃しやすい。但し、つけっぱなしだと細菌の巣窟となる。

(欠点)

  • 異物感・装着感悪い
  • 取り外して清掃する必要あり
  • 動く
  • 残存歯をわずかに削り、負担をかける
  • かみきりが悪い
  • 見た目にバネが見えたりし、審美的によくない
  • 顎底の吸収(年に平均0.3~0.5ミリ)とともに、常に常に義歯の裏打ちを足す事になり
    時間の経過とともに、義歯のプラスチックが厚くなる
  • 人工歯がすりへりやすく、かみあわせによる破壊が起き易い

術後の快適さでは、義歯とインプラントでは比較にならないでしょう。取り外ししないインプラントのほうが快適です。

よい入れ歯とは?にも書きましたが、歯の残り方によってはいくら費用をかけ、義歯を作っても安定が悪かったり、かめない食べ物が出てきますが、インプラントでは、かめないものはほとんどありません。逆にかめすぎることによるトラブルがあるくらいです。

次にメンテナンスですが、これはインプラントのほうがそれ自身が異物である分、より厳密なメンテナンスが必要でしょう。

特に、インプラントになった原因が慢性歯周炎で抜歯された場合(グループB)とそれ以外の理由(むし歯、破折など)の場合(グループA)では、インプラント周囲炎の発症率が、10年間の累積で28.6%に対して5.8%との報告があります。

インプラント周囲炎の発生率

(Postgraduated program in clinical periodontology
コレクテッドエビデンス vol、2  弘岡秀明・中村圭祐著
2007年7月1日 発行 デンタルダイアモンド社  より引用)

したがって、ご質問のあなたの抜歯理由が歯周病ということですので、インプラント治療前に、歯周病の治療がきちんとされる必要がありますし、治療後も、定期的なチェックとクリーニングは必須です。

Q:70代の父のことでご相談します

70代の父のことでご相談します。先日歯が突然折れてしまったのでかかりつけ歯医者に受診したところインプラントを薦められたそうです。
70代で骨もそれほどしっかりしているとは思えないので私はインプラントに関しては適切でない気がするのですが・・・
またインプラント以外の方法ですとどのようなものがいいでしょうか?


A:高齢者がインプラント治療の禁忌となることはありません。

研究により、成人と成功率に差はないことがわかっています。
そのほかの方法には、義歯やBrがありますが、Brは残存歯の状態で無理なこともあります。義歯しかその他選択肢がない場合は、インプラントに比べ、硬いものなどをおいしく食べることが難しくなります。

高齢になるほど食べる楽しみは増えますので、その他の治療計画も含め、よく相談をして治療をお選びになるとよいと思います。

PAGETOP
Powered by ブログdeデンタルBiZ