お口を生涯、健康に保ち、よく食べ、よく話し、よく笑う生活をしたいと願う人々を専門的立場からサポートする山口歯科医院
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Q:70代の父のことでご相談します

70代の父のことでご相談します。先日歯が突然折れてしまったのでかかりつけ歯医者に受診したところインプラントを薦められたそうです。
70代で骨もそれほどしっかりしているとは思えないので私はインプラントに関しては適切でない気がするのですが・・・
またインプラント以外の方法ですとどのようなものがいいでしょうか?


A:高齢者がインプラント治療の禁忌となることはありません。

研究により、成人と成功率に差はないことがわかっています。
そのほかの方法には、義歯やBrがありますが、Brは残存歯の状態で無理なこともあります。義歯しかその他選択肢がない場合は、インプラントに比べ、硬いものなどをおいしく食べることが難しくなります。

高齢になるほど食べる楽しみは増えますので、その他の治療計画も含め、よく相談をして治療をお選びになるとよいと思います。

形状記憶合金Br

エックス型の金属は閉じた状態で口腔内にセットすると、体温になると開く性質があるため、歯質にがっちりとまります。

その上から接着性レジンでとめておきます。5年、10年という予後は期待できませんが、健全歯を削らず済むメリットがあります。外れたら再度装着します。

治療には、個人差があり、すべての人でこのような経過を辿るものではないことをご了承ください。
基本的には保険適用ですが、治療内容によっては自費治療となります。

料金についてはこちらをご覧ください。

お問い合せは

masahi14@aqua.ocn.ne.jp

までご連絡ください。
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欠損補綴の選択肢とその典型的利点・欠点

1.インプラント

(利点)

  • 長持ち 10年たっても生存率は約95%
  • とりはずさない(ネジ止めなら、歯科医師はとり外せる⇒修理しやすく、トラブルに対応)
  • 残存歯を削らない・負担をかけない。残存骨の保護
  • 長持ち。多数の論文で10年生存率90-95%。
  • かみきりがよい
  • 動かない
  • かみあわせが長く保たれ(=無理な力による破壊が起きにくい)、メンテナンスしやすい。
  • 自然感
  • 顔の変形を防ぐ

(欠点)

  • 外科処置が必要。 インプラント周囲炎という新たな疾患罹患の可能性。
  • 費用

2.ブリッジ

(利点)

  • 取り外さない
  • 伝統的でなじみぶかい
  • かみきりがよい
  • 動かない
  • 外科処置なし

(欠点)

  • 残存歯を削り(3案の中では最も削る)、負担をかける。歯根破折で抜歯もありうる
  • 清掃しにくい⇒ 歯間ブラシ必要
  • 残存骨の吸収
  • 保険では第二小臼歯よりうしろは全部銀歯となる
  • 生活歯をブリッジの支台とする場合、しみが残ったり、ひどい場合は抜髄もありうる

3.とりはずしの義歯

(利点)

  • 外科処置なし
  • 安い
  • 取り外せば清掃しやすい。但し、つけっぱなしだと細菌の巣窟となる。

(欠点)

  • 異物感・装着感悪い→金属床義歯や片側性バルプラスト義歯だと保険義歯より改善
  • 取り外して清掃する必要あり
  • 動く→金属床義歯で改善
  • 残存歯をわずかに削り、負担をかける
  • かみきりが悪い
  • 見た目にバネが見えたりし、審美的によくない→金属床Iバーはより審美的
  • 顎底の吸収(年に平均0.3~5ミリ)とともに、常に常に義歯の裏打ちを足す事になり時間の経過とともに、義歯のプラスチックが厚くなる
  • 人工歯がすりへりやすく、かみあわせによる破壊が起き易い⇒メタルオクルーザル

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