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学校歯科保健

院長の学校歯科医受賞歴

歯科保健医

当院院長は、学校歯科医として数々の賞を受賞しております。

また、それに関する執筆・講演も多く、2007年9月には、小児歯科学会 関東地方会よりの依頼を受け、東京医科歯科大学にて、シンポジストとして講演いたしました。

 

大和第3小学校

H13年度:茨城県歯科保健賞
H14年度:茨城県教育委員会および
茨城県教育弘済会主催
「教育に関する研究」論文最優秀賞
H15年度:茨城県学校保健・学校安全研究大会
「よい歯の学校」茨城県教育委員会教育長賞
H21年度:茨城県学校保健・学校安全研究大会
「よい歯の学校」茨城県教育委員会教育長賞

大和第2小学校

H15年度:茨城県学校保健・学校安全研究大会
「よい歯の学校」茨城県歯科医師会長賞
H21年度:茨城県学校保健・学校安全研究大会
「よい歯の学校」茨城県教育委員会教育長賞

大和第1小学校

H15年度:茨城県学校保健・学校安全研究大会
「よい歯の学校」茨城県教育委員会教育長賞
H16年度:全日本学校歯科保健優良校表彰最優秀賞(文部科学大臣賞)
H20年度:茨城県学校保健・学校安全研究大会
「よい歯の学校」茨城県教育委員会教育長賞
H23年度:茨城県健康推進学校最優秀賞

太田小学校

H16年度:茨城県学校保健・学校安全研究大会
「よい歯の学校」茨城県教育委員会教育長賞
H23年度 茨城県歯科保健賞奨励賞
H24年度 茨城県歯科保健賞奨励賞

麻生第1中学校
H16年度:茨城県学校保健・学校安全研究大会
「よい歯の学校」茨城県教育委員会教育長賞
H18年度:茨城県健康推進学校優秀賞
H22年度:茨城県学校保健・学校安全研究大会
「よい歯の学校」茨城県教育委員会教育長賞

幼稚園より中学校卒業まで10年間継続

学校歯科医 歯科保健医2.gif

特筆すべきは幼稚園より中学校卒業まで10年間継続して子供たちを見続けられる環境にあることです。

私が学校歯科医として気をつけてきたことをまとめれば、下図のようになります。特に、健診基準において、明らかなう窩でなければう蝕としないことや、学校は教育機関であるため、治療勧告より予防教育・予防指導に重点をおいて活動してきたことがあげられます。

教育活動においては、脱灰と再石灰化のバランスをとり、カリエスリスクを低くコントロールすること、自分が歯肉炎かどうか判断でき、歯肉炎の場合、その解決法を考え自ら行動し、結果を再評価していくことを重視してきました。ひとことで言えば、子ども自身が自分の口腔や生活を教材に問題解決型の取り組みができるように配慮してまいりました。

家庭・学校・歯科医師の役割

健診ファイル 健診ファイル

教材作成 指導風景

指導風景2 学校歯科医とのTT学習

指導風景3

健診時には子供たちの口腔内写真を撮影し、個々人がもつ健診ファイルに口腔内写真を貼り付け、そこに自分の感想、家族会議のコメント、養護教諭のことばなどを書いてもらい、事後指導のプリントなどをファイリングしていきます。

健診のお知らせは、デジタル化してより見やすくしています。また、コメントについてもより細かなアドバイスやご報告が、ご家庭に伝えられるように配慮してあります。

また、学校での授業や講演、学校保健委員会での活動、保健主事や養護教諭への協力はできるかぎり行ってきたつもりです。

子どもたちがうがいをする蛇口のところには一筆書きの歯磨き法(クール法)の掲示物を貼ってもらい、昼食後のフッ化物配合歯磨剤を使った歯磨き実践に利用してもらいました。

そうした取り組みの結果、私の学校歯科保健活動の出口である中学校ではDMFTは下図のように減ってきております。また永久歯にう蝕の経験が全くないカリエスフリー者の割合も増えてまいりました。

中学校では、実に全生徒の40~50%が永久歯にう蝕の経験が全くないカリエスフリー者となっています。

DMFT

学校歯科保健.gif 麻布1中.gif

最後に、ご家庭に渡す「健診結果のお知らせ」の序文をご紹介し、学校歯科医としての私の思いを伝えさせていただきたいと思います。

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<はじめに>

平成8年3月より学校歯科検診にCO、GOという概念が導入されました。

これらは、放置すると虫歯になりそうな歯を選び出し、適切な指導を受けてもらうことで未然に歯に穴があくのを防ぎ、歯の磨き方などが適切でないために起こる歯肉炎を早期に発見し、適切な指導により歯周疾患を予防する知識と技術を身に付けさせようとするものです。

この背景には、従来の3大予防原則<砂糖制限、徹底した歯ブラシ指導、早期発見早期充填>では国民の健康な口の中を守るどころか、歯の喪失を止められないことが歯科疾患実態調査等で明らかになってきたことがあります。

砂糖制限については世界143カ国中85位、歯ブラシについても1日1回歯を磨く人の割合96、2%<そのうち2回以上磨く人70%>であり、世界的にもこれらについてはよく達成されています。

ところが、むし歯のない人、削ったりしたことのある歯の本数をみても、日本は世界の歯科先進国には程遠い現状です。

1方、ここ20年の研究により、多くの先進国ではむし歯を激減させることができました。

むし歯や歯周病についての成り立ちが解明され、その予防法が確立し、それが国民に正しく情報伝達され、支持されたからです。

そういう国では国民は、自分のむし歯や歯周病のかかりやすさを理解し、虫歯の穴や歯周病で、歯がぐらぐらしないように歯科医院を訪れ、自らの口の手入れをしています。

今まで歯科検診はともすると、歯科医院での充填を促すものであったように思います。

しかし、賢明な皆様が自分の歯について振り返ってみて明らかなように、小学生のときつめられたままで何のトラブルも起こしていない歯のなんと少ないことでしょう。

小さな詰め物は取れてまたむし歯になり、大きな詰め物へ、そしてそれが又だめになり、神経をぬいてかぶせ物に、それも長持ちせず、抜歯になった歯をお持ちの方も多いでしょう。

それに比べ1度も虫歯にならず20歳を迎えられた歯はどうでしょう。

おそらく最もむし歯のなりにくい下の前歯にならそういう歯がみなさん1本はあるでしょう。

その後びくともしないのがお分かりと思います。

私はむし歯のない健康な歯を守り育てるためにこれから学校検診を行います。

そして一人でも多くの子供たちが、自分の健康な体を自分で守っていこうと思ってもらえるように活動していきます。

そして学校は教育機関ですから、出来る限り保護者の皆様や子供たちに、むし歯や歯周病を発症させないための知識を伝達していきたいと思います。

こうしたことの達成には、保護者の皆様の理解とご協力が不可欠です。

子供たちの健康を守るため、ともに歩んでいただけたらこんなに心強いことはありません。

よろしくお願いします。

学校歯科医;山口將日

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