レントゲン的に透過像があっても象牙質まで穴があいていなければ切削充填の対象ではありません。

そこで、隣接面にカリエスがある場合、象牙質まで穴になっているかが問題となります。下記の症例のように矯正用ゴムを歯間部に3日程度挿入しておくと、歯間部が離開し診断が容易になります。又、顕微鏡を用いて診査すれば既に穴になっているかどうかはっきりわかります。それにより、削る必要があるかを決定できます。

隣接面にカリエスがある場合1 隣接面にカリエスがある場合2