近年、白い歯への期待は当地域でも高まっているように思います。

ホワイトニング・審美治療は、私にとっても楽しい治療です。

普段は、むし歯を削ったり、抜歯をしたり、患者さんの小さなお口の中で悪戦苦闘している日々ですが、機能障害や痛みを持たない患者さんが、(審美的に)きれいになるのをお手伝いし、結果をお互いに喜び合えるのは、日々の苦闘を離れ、楽しみの大きなものです。

白い歯

形態的要素が非常に大きい

見た目をきれいにするというと、色など主観的な要素が大きいと感じる方が多いのではないでしょうか。形態を変えないホワイトニングは別として、審美治療においては実は、1本1本の歯の形態、隣り合った歯との形のバランス、歯肉ラインといった形態的要素が非常に大きいことがわかっています。

さらに、猛烈な痛みで来院し、相談はともあれ、とにかく痛みをとめて差し上げなければならないような治療と異なり、審美治療は、患者さんが考え、選択する余地の多い治療ですから、できるだけ、最終形態を仮歯を使って皆さんご自身とディスカッションし、仮歯で決定した最終形態を最終的な冠などに反映させるようにしています。

現在では、Digital Smile Design(DCD)と言って光学スキャンをして、コンピューター上で口元の見た目をデザインして患者さんと相談することができます。

もちろん、そうした過程では、口腔内写真を最大限に利用し、客観的なディスカッションに努めています。

いずれにしても、十分な診査と相談をしたうえで治療を行っていますので気軽にご相談ください。

以下に、歯を白くするホワイトニング治療を簡単にまとめます。

 ホワイトニング治療

1)ティースクリーニング:歯面のヤニや着色を落とし、本来の白さにするもの

2)ホワイトニング:歯本来の白さ以上に、白くするもの

(1) 無髄歯のホワイトニング(オフィスのみ)

(2) 有髄歯のホワイトニング ・・・ホームホワイトニング

           ・・・オフィスホワイトニング